
何故か板タブ(HUION Inspiroy Keydial KD200)を買ってしまった話
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記事書くのが遅くなっちゃいましたが(後日書くとは言っていたものの)、先日のAmazonタイムセール祭りで、またまた衝動的に買ってしまったものが……。
板タブ(ペンタブレット)です。
……液タブ持ってるのに何で?って言われそうなんですが(苦笑)
あのー、ホントに興味本位で半衝動的に買っちゃったんですよね……。
今更ペンタブで興味本位?って言われそうですが、ちょっと面白い形状をしてる製品でして。
HUIONの「Inspiroy Keydial KD200」というペンタブレットなのですが、
なんと、左半分のキーボードがついてるペンタブレットなんですよ!
これ、絶対便利じゃないですか!って思ったんですよね、初めて見た時。
メーカーの商品ページのリンクを貼っておきますね。
▶メーカーサイト 商品ページ
HUION、面白い物作るなぁ…(笑)
この製品自体は、セール前から知っていて、興味はあったのですが、板タブの割には結構高くて、(サブで持つにしては)高級品だよなぁ……って思って手が出せなかったものでした。
そんな中、今回のタイムセール祭りでこの製品も値引きになっているのを見て、やっぱり少し躊躇したんですが、好奇心に勝てずにポチってしまいました(苦笑)
意志薄弱!!
目次:
と、言うわけで買ってしまった「Inspiroy Keydial KD200」
板タブとしては高価な商品なだけあって(かどうかは不明)、外箱が綺麗でしっかりしたものとなってました!
で、フタを開けると見えるのが、まずは本体。
本体の下に付属品が入っています。
板タブの付属品なんて大体どれも同じだろうと思うので、さらっと紹介しますが、
- スタイラスペン 1本
- ペンスタンド 1個(中に換えのニブ入り)
- Bluetoothドングル 1個
- USB-A to USB-C ケーブル 1本
- 手袋 1枚
- マニュアル(日本語表記あり)
こんな感じです。
ペンスタンドの中には、替芯(ニブ)10本と心抜きが入っています。
付属のケーブルは、USB-A(PC側)→USB-C(板タブ側)のものが1本。
基本的に、Bluetooth接続で使用することを前提としている製品だと思うので、どちらかというと充電用途なのかなと思いますが、USBケーブル接続でも勿論使えます。
USB-A端子側の変換コネクタも2種類ついているので、接続する本体側にUSB-Aがない機器でも接続可能です。
そして本体です。
写真で見た時、もうちょっと小さめ(描画面が小さいもの)かなと思っていたのですが、意外と大きかったです(イメージより、という意味です)。
大まかな大きさですが(ざっくり計測)
本体:横 394mm × 縦188mm(キーボード側)/177mm(描画面側)
描画面大きさ:横 227mm × 縦143mm
というところかな?
描画面だけで見ると、狭いと思う方も多いかなと思うのですが、意外と慣れれば気にならないんじゃないかな、という位の大きさ…かなぁ(個人の感想です)。
とにかく、左側半分(B含む)がついている、ということが最大の特徴であり、最大の利点だと言えるタブレットでしょう!
「片手デバイス要らないやつ」って言うと解りやすいでしょうか。
ショートカットに加えて、K1~K5キーにカスタムで機能を登録出来るのも良いところかと思います。
あと、ジョグダイヤルね~。これがあるとほんとに便利なんですよね~。
ちなみに、私がよく使っているメディバンペイントなどの場合、欲しいショートカットが左側のキーだけでは足りないのですが、K1~K5キーに割り付けることも出来るし、なんならペイントソフト側でショートカットの設定を変えることを考えても良いかもしれないし、自分が良く使う環境に合わせてカスタマイズ出来るんじゃないかなと思いました。
ちょっと触ってみたのですが、そもそも液タブに慣れてしまって、板タブひっさしぶりなので、まずそこの感覚を取り戻すのに少し時間がかかるっていう(苦笑)、根本的な問題がありましたが、流石に昔はマウスで絵を描いてた時代も通ってきた世代なので、割とすぐに描けるかなっていう感覚にはなりましたね。
描き心地ですが、HUIONのタブレットなので……心配な動作はなかったです。
最初、タブレット本体に充電するために有線接続で使用したので、当然途切れるとか、変な動作をするようなことは心配もしていなかったのですが、充電完了後にBluetooth接続に切り替えてからも、接続が途切れるようなこともなくスムーズに動作しました。
ただ、ペンの描き味というところは、ちょっと滑りがいい…というか、滑りすぎるというか、もう少し摩擦があった方が感触がいいかなという気はします。
フェルトペンのようなペン先があるといいのかもしれないですね。
製品の価格についてですが、通常は17,999円位で販売されているようです(さっき見たら、Amazonで15%クーポンがあったから、実際はもっと安く買えそう)。
私はセール期間での購入だったので、約15,000円で購入できました。
価格もペンタブレットにしては高価な部類だけあって、造りもしっかりとしていて良い製品だなと思いました。
ちょっと面白い周辺機器好きな方には刺さる製品なのでは。
……とは言え、やっぱりメインで使うのは液タブだと思うんですけれども……。
じゃぁ、なんで今回板タブ買ったのよ?って言うと……。
興味本位で、と言った通り、興味本位(面白そうな製品は大好きなんですよ!)という面も勿論あるんですが、これね、Bluetooth接続が出来るタブレットで、iPadやAndroid端末でも使えるんですよね。
正直言って、iPadだったらApple Pencilがあるので、わざわざ板タブを使う必要はないのです。
が、Android端末って、安い端末だと良いスタイラスがあんまりなくて。
安いけどスペック高くて……っていうAndroidタブレット多いじゃないですか。だからそこがもったいないなって思う部分だったのですが、泥タブで使えたら熱くない?って思っちゃったんですよね(いや、別に最近のペンタブ、液タブはAndroid対応なの普通なんだけど)。
まぁ、板タブ1個持っておけば、何かと便利、かもしれない(謎理論)ってことで。
余談
……私、多分必要以上にスタイラスペンとか手書きが出来ることに執着する傾向があると思うんですよ。何でそこまで、って、今回改めて考えてみたんです。
上で書いた通り、私の世代って「マウスで絵を描く」ところから始まってる人が多いと思うんですよね。
そこからペンタブレットが出てきたけど当時は高価なもので、ペンタブ出たから買いましょう!ってすぐには手が出せるものでもなかった。
勿論、当時のパソコンのスペックも「絵を描く」ことに対してあまり発達していなくて、絵を描くならMacかX68Kかなっていう時代でした。
液晶タブレットが出てきた時も、とてもじゃないけど手が出せる価格ではなくて、本当に憧れの周辺機器だった……けれど、そこ(画面上に直接描画できる)が理想地点であることは間違いなくて。多分、ここが原点だなと、今になって思います。
技術が進んで、液タブも手が出しやすい価格で出るようになって、iPadやAndroidタブレットや、ChromeBookや一部のWindowsノートPC、モバイルディスプレイに至るまで、「スタイラス対応」が出てくる様になって、結局「手書きで直接書き込める」ことって絵を描くだけではなくニーズがあることなんだ、って改めて思いました。
と同時に、「画面上に直接描画出来る」ことが理想地点であった気持ちはずっと変わっていないので、描ける(書ける)手段があるなら、あるに越したことはない、というの真っ先に考える頭のままなんだなぁと。そこは今も変わらないんだなぁって気がついて。
なんかある種の呪縛みたいなものかな、って思いました。
でもきっと、この呪縛は一生解けないんだとも思います。
人間、根底にあるものは簡単に変わるもんじゃないですよねぇ。
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